【 ハウスクリーニング 】
どうも皆さんこんにちは!
WEALS-ウィールズ.-の指宿です。
今回はクリーニングをする上で、必要不可欠な『 ウエス 』のお話。
お客様が日々生活されている、ご自宅のクリーニングに使用するウエス。衛生面・安全面等を考え、常に以下の様に使い分け・処理を行っております。
当店では、大まかに4種類のウエスを使用。
① 吸水率の高いマイクロファイバーウエス
② 通常の乾拭き用の綿100%のウエス
③ ガラスや鏡面建具などの仕上げ用のウエス
④ トイレで使用する使い捨てのマイクロファイバーウエス
④トイレで使用するマイクロファイバーウエスは、専用の使い捨ての物を使用し、使用後は全て破棄。トイレで使用したウエスの再利用はしておりません。
費用は掛かりますが、トイレで使用したウエスの使い回しは衛生的にもNGですし、例えキレイに洗った物だとしても気持ちの良いものではありません。
それがもしも他所で使った物だとしたら…
自分がお客様の立場だったら絶対に嫌です!
また、①マイクロファイバーウエス、②綿ウエス、③仕上げ用ウエスに関しては、使用後に汚れたまま洗濯機に直行という事はいたしません。
必ず除菌等の前処理を行ってから洗濯をします。これも衛生面・安全面を考えれば当然の事。
使用後の汚れたウエスに関しては
✔ 帯電防止効果のある除菌剤で3時間以上漬け置き
✔ 次に、塩素不使用の漂白剤&除菌剤で一晩漬け置き
✔ 翌日、洗濯をし天日干し
✔ 真っ白で清潔なウエスの完成!
ウエスの乾燥は、生地が毛羽立ったり、埃っぽくカサカサ・ゴワゴワになり固くなってしまう為、当店では乾燥機は使用していません。
個人的には天日干しの方がウエスのコンディションが良いと感じています。
写真のウエス類は約3年間使用しておりますが、白さも柔らかさも維持されています。
常時使用していると穴があいたり、汚れが染みつき黒ずむ場合もありますが、その様になってしまったウエスは破棄し、常にベストな状態の物のみを持ってお客様のお宅へお伺いしております。
たまに『 雑巾なんてどれも同じじゃないの? 』と聞かれる事もありますが、ウエスにも生地の素材・織り方によって、それぞれ長所・短所があり、用途によって使い分ける事で仕上がり具合が大きく違ってきます。
クリーニングの最終仕上げは、必ずと言って良いほどウエスで拭き上げるので、拘りたい部材の一つ。
物によっては、拭き上げの際に傷が付いてしまったり、拭きムラが出てしまったりもします。
たかがウエス。されどウエスなのです。
今回はクリーニングをする上で、必要不可欠な『 ウエス 』のお話でした。
それではまた!