【 床置形エアコンクリーニング 】
どうも皆さんこんにちは!
WEALS‐ウィールズ.‐の指宿です。
今回は
家庭用床置形エアコン【 パナソニック社製 CS-409CY2 】の分解洗浄クリーニングのお話し。
家庭用 床置形エアコン
パナソニック CS-409CY2

パナソニック社製
家庭用床置形エアコン|CS-409CY2
こちらのエアコン。
“ 運転時に前面パネルがせり出してくる ” という、床置形では珍しいタイプ。
他メーカーさんの床置形エアコンに比べ、デザイン性重視のエアコンとなっています。
2018年頃から発売され、現在パナソニックの家庭用床置形エアコンの現行モデル。
※他に10畳用の【 CS-289CY2 】と、18畳用の【 CS-569CY2 】という同型機もあります。
それでは、分解洗浄クリーニング時の写真をご覧ください。
床置形エアコンの分解洗浄
内部のカビはこんな感じです…
今回ご依頼いただいた床置形エアコンは、リビングに設置。
発売時に設置したとの事でしたので約7年程の使用となります。
当店にご相談いただくお客様同様、ハウスクリーニング業者に問い合わせるも断られ続け…
カビが生えているのを知りながらも、仕方なく何年か使い続けていたそう。
今回が初めてのクリーニングとの事でした。
熱交換器(アルミフィン)

【 分解時 】
パーツを取り外すといかに内部が汚れているか分かります。
熱交換器(アルミフィン) もカビ・ホコリで目詰まりしている状態。
熱交換率も低下。冷暖房が効きにくくなります。
熱交換器(アルミフィン) は、冷暖房の効きに直結する大事な部分。
この部分が熱くなったり、冷たくなることで、温風や冷風が出ます。
その為、カビ・ホコリなどで汚れていると熱交換率が低下。
目詰まりする事で風力も低下してしまい、『 冷暖房が効きにくい 』という状況になってしまいます。
熱交換器(アルミフィン) は、フィルターを外すと見える部分なので「 最近エアコンの効きがよくないな… 」と感じたら、汚れ具合を一度確認してみてもいいかもしれません。
床置形エアコンの最深部
カビが蓄積しやすい送風ファン

【 施工前 】送風ファン
カビ・ホコリなどの汚れが蓄積。キッチンが近いこともあり油汚れも…

【 施工後 】送風ファン
羽一枚一枚の汚れも取れ運転時の風量も上がりました。
一応、生産時にコーティングしてあるそうなのですが…ご覧の通り…。
送風ファンは、風を起こすために稼働するパーツ。
カビやホコリなどが蓄積する事で重みが加わり、スムーズに稼働できなくなり 風量にも影響が出る場合 も。
また、エアコン稼働時には、高速回転し風を起こしています。
その為、送風ファンにカビ&ホコリが蓄積していた場合、エアコン稼働時に遠心力で剥がされた カビ&ホコリの黒い塊が、風と一緒に吹き出し口から ポーンッ!ポーンッ! と飛び出してくる ようになります。
エアコン周りで黒い塊を見かけたら要注意 です!
上部吹き出し口 &
ドレンパン(結露受け)

【 施工前 】上部吹き出し口
こちらは普段見る事がない上部吹き出し口の裏側。カビ発生ポイントの一つです。

【 施工後 】上部吹き出し口
汚れやカビがしっかり取り除かれ真っ白になりました!

【 施工前 】ドレンパン(結露受け)
床置形エアコンのドレンパンは、床から近い位置にあるので、カビ以外にもホコリが溜まりやすく汚れやすいパーツ。

【 施工後 】ドレンパン(結露受け)
ホコリ・カビなどの汚れを取る事で、キレイになる事に加え、詰まりによる水漏れ予防にも繋がります。
上部吹き出し口 は、外からも汚れ具合を確認しやすい部分。ライトで照らして覗き込むと、カビ・汚れが確認できます。
下部の吹き出し口にあたる ドレンパン(結露受け) は、残念ながら内部にはめ込んである為、外からは確認することができません(^^;)
何年を目安にエアコンのクリーニングしたらいい? というご質問を頂くことが多いのですが、使用頻度・設置状況・立地環境 によっても大きく異なります。
その為、わかりやすいエアコンクリーニングのサインとしては次の2つ。
✓ 吹き出し口のカビが見えた
✓ 臭いニオイがする
この辺を目安にクリーニングをご依頼していただければ間違いないと思います。
“ 前面パネルがせり出してくる ”
CS-409CY2 の 本体カバー

【 CS-409CY2|本体カバー 】
これが噂の “ 前面パネルがせり出してくる ” CS-409CY2 の本体カバー。
黒い枠は前面カバーを動かす為のアーム。
他の床置形エアコンには見られない機構です。
床置形エアコンは、壁掛エアコンと比べ、分解洗浄クリーニングできる業者が圧倒的に少ないのが現状。
そんな中、新しいモデルの分解洗浄クリーニングが可能な業者は、当店を含めてもっともっと少なくなってしまいます。
※当店のブログを参考にする業者さんもいるくらい…(^^;)
キッチンに近いエアコンは油汚れにも要注意!

【 洗浄時に出た汚水 】
油汚れもあったので、汚水が黄色味がかっています。
今回はホコリ、カビなどに加え、油汚れも付着していました。
キッチンに近くなればなるほど、油汚れの影響があり、ベタベタした油汚れはホコリを吸着し蓄積する為、他の部屋に設置されているエアコンに比べかなり分厚い層となって蓄積していることがあります。
この、油を含んだホコリの蓄積汚れは重さもある為、送風ファンのバランスを崩し、異音が発生することも。要注意です。
ちなみに…
当店の床置形のエアコンクリーニングの際に使用する水量は以下の通り。
洗浄・濯ぎで使用する水量30ℓ
回収された汚水の水量も30ℓ
水漏れすること無く、全て回収されています。
床置形でこの水量を使うと同業者に話をすると、軽く引かれる位の水量です(笑)
また、床置形のエアコンクリーニングで、大量の水を使用し、水漏れなく回収することは非常に難しく、業者が少ない原因の一つでもあります。
キレイな状態の維持
計算された洗浄方法
当店では、全ての根本的な原因となる『 汚れの除去の徹底 』に力を入れている為、他業者が追加オプションとしている “ 防カビ・除菌 ” の作業を、洗浄の段階で同時に実施。
“ 防カビ・除菌 ” の 追加料金 はいただいておりません ✖
洗浄に関しては、3種類の洗剤 と 防カビ効果のある2種類の除菌剤 を使用。
汚れをしっかり除去しつつ、洗いながら使用した洗剤を中和させるなど、計算された工程の上で行っております。
洗う工程や、洗剤・除菌剤を使う順番も、エアコン本体に使用されている素材にダメージを与えないように細心の注意を払い施工。
また、当店では、お依頼いただいたお客様へ、普段できるキレイな状態を保つ為のコツ をお伝えしています。
疑問に思う事などがございましたら、施工時にお気軽にお申し付けください。
床置形エアコン分解洗浄クリーニングをもっと詳しく
さらに、下記のページでは床置形エアコンの分解洗浄クリーニングに関して詳しくご案内してります。
いかがでしたか?
今回は
家庭用床置形エアコン【 パナソニック社製 CS-409CY2 】の分解洗浄クリーニングのお話しでした。
パナソニック社製、現行モデル床置形エアコン CS-409CY2| CS-289CY2 |CS-569CY2 のクリーニングも承っております。お気軽にお問合せ下さいね
今回はここまで!
それでは皆さん
健康に安全に
そして幸せにお過ごしください
それではまた!
床置形エアコンクリーニングは、エアコン本体の設置状況により分解が不可 となるケースがございます。
その為、事前の設置状況の確認を必須 とし、お問合せフォーム内のメールにて、設置状況がわかるエアコンの引きの写真をお送り頂けますと確認がスムーズになります。
お手数ではございますが何卒宜しくお願いいたします。
