どうも皆さんこんにちは!
WEALS-ウィールズ.-の指宿です。
今回は、杉の床(天然無垢材仕様)の洗浄クリーニング に関するお話し。
天然無垢材フローリングの
床洗浄クリーニング
天然素材の無垢材は
とても繊細な素材です
天然素材の無垢材は、木材特有の香りと心地よい肌触りで、湿気の多い時期は湿度も吸収してくれるので、建材としてはとても優れています。
しかしながら、天然の大理石等と同様に、ミスマッチなメンテナンスをしてしまうと、色が変わってしまったり・・・ガサガサになり反ってしまったり・・・。
“ 天然素材 ” 故に、クリーニング業者の中でも苦手な方が多い建材でもあります。
今回クリーニングのご依頼をいただいた無垢床は、土砂と足裏の皮脂、キッチンからの油汚れが蓄積した状態。
『 まだらな汚れ…黒光りが… 』
『 掃除が難しい…どうしたらいい? 』
『 新築時は白くてサラサラだったのに… 』
と、悩んでいる方も多いのではないでしょうか?
木材の洗浄と言えば、神社仏閣等で行われることが多い 『 あく洗い 』 という施工方法が一般的。
ですが、今回はご住居という環境・お客様からの仕上がり等のご要望を踏まえ 『 あく洗い 』 の施工はせず
✓ 木にダメージを与えない
✓ 尚且つ素材に潤いを与える
というお客様のご要望に沿える施工方法での洗浄を実施しました。
天然無垢材仕様の床洗浄
ビフォーアフター
【 施工前 】
天然無垢材|床クリーニング
土砂・皮脂などの汚れが、まだらに黒ずみとして付着。これは市販洗剤では落せません。
【 施工後 】
天然無垢材|床クリーニング
まだらな黒ずみ汚れが取れスッキリしました。肌ざわりもサラサラ&しっとり。
【 施工前 】
天然無垢材|床クリーニング
こちらも蓄積した汚れが黒ずみとして頑固に付着。
【 施工後 】
天然無垢材|床クリーニング
洗浄後は床材本来の木目もくっきり。床がキレイになる事で部屋全体が明るく、清潔感漂う空間に。
【 洗浄前後 】
天然無垢材|床クリーニング
手前→洗浄前、奥→洗浄後。比べてみると黒い汚れがどれくらい蓄積していたかがわかりやすいですね。
今回は “ 洗浄のみで汚れを落とす ” を目的とした施工内容となります。
床材についた生活キズは、サンディングや補修をしなければ改善できない為、今回の施工とは別の施工法が必要となります。
使用した洗剤は、ヨーロッパの機関で安全性が証明された物。小さなお子様・ペットが口に触れても安全という洗剤を使用しました。
ご依頼いただいたお客様からも
『 新築時を思い出しました! 』
と喜んでいただきました (^^)ヨカッタ
あく洗い&コーティングは
事前打合せが必須となります
ちなみに “ あく洗い&あく洗い後のコーティング ” の施工も実施可能です。
しかし、今回のような洗浄のみの施工と比べ
✓ 材料費等の費用がかかり料金が高くなる
✓ 完全乾燥が絶対条件の為、作業が長時間となる
✓ 作業中の箇所は一切使用不可・入室も不可 ✖
作業完了まで、施工箇所は一切使用できなくなり入室する事もできません。
その為、空室・空家なら問題ありませんが、普段の生活に支障がでる可能性が高い施工となります。
また “ あく洗い ” につきましては、年月を重ねた事による味わい・風合い(経年変化)が明らかに変わる為、予想される仕上がりも含め、事前のご相談・打ち合わせが必須となります。
『 天然無垢素材の表面の汚れだけを取り除きたい! 』 というご要望の場合は、今回の施工のように 洗浄のみ でお納めする事も可能ですので、お困りの際は一度ご相談ください。
特殊クリーニングとなりますので、現地調査・見積りが必須となります。
対応エリア内のお客様につきましては訪問見積りは無料でございます。対応エリア外の場合は、一度ご相談ください。
余談ですが・・・
たまに 『 木材にとって水分は天敵だ! 』 と耳にする事がありますが、木をふんだんに使っている日本家屋や神社、お寺は年中雨水にさらされています。
ましてや日本は四季折々で降水量も多く、地域によっては世界有数の豪雪地帯もあります。
果たして 水分のみ が木に悪影響を与える原因となってしまうのでしょうか?
その答えは・・・
企業秘密です・・・(^^;スミマセン
ということで
今回は【 天然無垢材仕様|フローリングの洗浄クリーニング 】のお話しでした。
それでは皆さん
健康に安全に
そして幸せにお過ごしください