【 洗面所クリーニング 】
どうも皆さんこんにちは!
WEALS-ウィールズ.-の指宿です。
今回は【 築38年|人工大理石仕様の洗面台のリセットクリーニング 】 のお話し。
ちなみに。
タイル仕様の浴室・トイレのリセットクリーニングも同時にご依頼いただきましたので、各箇所のブログも掲載しています。
是非、下記のリンクからご覧くださいね。
人工大理石仕様の洗面台
リセットクリーニング
今回施工させていただいた洗面台は、設置から38年が経過している事もあり、生活キズや変色も見られました。
人工大理石のキズや変色に関しては、研磨と染抜きの特殊施工が必要となります。
特殊施工となると料金も高額になる為、今回はリセットクリーニングのみでの対応をご提案させていただきました。
リセットクリーニング施工
ビフォーアフターをご覧ください
それでは、リセットクリーニングの施工前後。
実際の仕上がりをご覧ください。
【 施工前 】洗面所の鏡
汚れにより霞がかかった様な状態
【 施工後 】洗面所の鏡
クリアになり鏡としての機能が回復しました
【 施工前 】洗面台右側
水垢等の汚れでカサカサ&モヤモヤしていますが…
【 施工後 】洗面台右側
洗面台上の照明が写るまで回復しました
【 施工前 】洗面台左側
こちらも汚れによってマットな印象ですが…
【 施工後 】洗面台左側
施工後はツヤも戻りツルツルになりました!
【 施工前 】洗面ボール
一見、艶もありキレイに見えますが…
【 施工後 】洗面ボール
洗面ボールの本来の姿はコチラ。水栓周りの白い水垢もしっかりと除去できています
作業終盤に、洗面所の床を拭き上げてお納めとなりました。
【 施工前 】洗面スペースの床
排ガス等の汚れで黒ずんだ床も…
【 施工後 】洗面スペースの床
専用の洗剤で拭き上げ。スッキリしました!
床に関しては、洗浄や既存のワックスを除去する剥離などの方法もありますが、今回は拭き上げのみで対応しました。
施工後にお客様にご確認して頂き
「 すごくキレイになりました! 」
「 こんなに変わるんですね! 」
とお言葉を頂き嬉しい限りです(^^)
設備をまるまる交換するのは費用も時間も掛かります。
汚れをリセットし、現状の設備のポテンシャルを回復する事で、より長く使える様になります。
天然の大理石とは別物
『 人工大理石 』
ちなみに、今回施工した洗面台の仕様は↓
✓ 鏡
✓ 台の部分➡人工大理石
(ワークトップ、カウンター、洗面化粧台)
✓ 洗面ボール➡陶器製
✓ 水栓金具➡メッキが施された真鍮製
洗面台もまた、何種類かの性質の異なる素材が使われている為、施工時には注意が必要。
汚れだけに焦点を絞ってしてしまうと、余計なキズを付けてしまったり、洗剤による変色・変質を起こしてしまう恐れ もあります。
ハウスクリーニングは本来、多角的な視点、化学的な知識、高度な技術が要求される奥深いものなのです。
洗面台に使用されている
各素材のあれこれ
台の部分で使用されている
『 人工大理石 』
『 人工大理石 』は、大理石 と名称がついていますが、天然の大理石は使用されておらず 樹脂由来 の素材。
種類によっては表面の硬さがステンレスと同等、またはステンレスよりも少し柔らかい物もあります。
洗面ボールに使用されている
『 陶器 』
『 陶器 』は粘土(陶土)等を原料とし成形され、表面にガラス質の釉薬が施されています。
表面の硬さは、ステンレスより硬いです。
水栓金具に使用されている
『 真鍮 』
水栓金具の部分は、表面にメッキが施された真鍮製。ハンドル部分は樹脂製となっています。
いかがですか?
サラッと書き出しただけですが、洗面台だけでこれだけの性質の異なる素材が使用されています。
その為、施工をする際には、それぞれの素材の特徴と汚れの種類を考慮し、使用する洗剤の特徴、使用する道具の特徴を吟味し、注意しながら作業を進めていく必要があります。
リセットクリーニングやレストレーションクリーニングは、お掃除の延長線上では無く、化学と物理的な側面を持ち合わせた専門職だと私は考えます。
なぜそこまでこだわるか?
『 シンプルにお客様に喜んでもらいたい 』
ただ、それだけです。
今回は【 人工大理石仕様の洗面台のリセットクリーニング 】のお話しでした。
それでは皆さん
健康に安全に
そして幸せにお過ごしください