【 空室クリーニング 】
どうも皆さんこんにちは!
WEALS-ウィールズ.-の指宿です。
今回は【 お引越し前・退去後の空室マンションの全体クリーニング 】のお話し。
賃貸物件・分譲物件
生活感が残ってしまう箇所とは?
『 お引越し 』は、新しい環境で、新しい生活をスタートする。
多くの方にとって普段の生活の中で大きなイベントの一つなのではないでしょうか?
お引越し先の物件としては、賃貸・分譲・新築・中古・マンション・戸建と様々。
中でも 新築物件 と 中古物件 では、汚れの種類、クリーニングの目的が全く違うものとなります。
新築物件 に関しては↓で詳しくお話ししています。
今回は中古物件について。
中古物件は、当然ではありますが以前に住まわれていた方の「 生活感 」がそのまま残されている事がほとんど。
賃貸物件でも分譲物件でも、誰かが住んでいた痕跡や生活感が残る箇所は、浴室・トイレ・洗面所・キッチンなどの『 水まわり 』。
多くの費用・時間・労力を使ってお引越しをして、「 よ~し!新しい生活をスタートするぞ~! 」という時に、誰かが住んでいた痕跡や生活感が残ってるとか…よりによって『 水まわり 』とか…ガッカリですよね。
中古物件の空室クリーニングは、残された「 生活感 」をキレイに排除し、次にお住まいになる方が、気持ち良く安心してご入居していただく為の最終仕上げなのです。
「 生活感 」が一番残るキッチン
全体を徹底的に丸洗いします
特にキッチンは、ほぼ毎日使用し料理など口に入る物を作ったりする場所。
「 食べる物を扱う場所だから、キレイな状態で使いたい 」そう思われている方が多いのではいでしょうか。
WEALS-ウィールズ.- の空室クリーニングでは、生活感が一番残りやすいキッチンの収納扉・収納棚・引き出し・レンジフード・コンロなど、取外せる物は全て外しキッチン全体を徹底的に丸洗いします。
キッチン収納棚
キッチン上部収納棚
キッチン下収納
「 レンジフードやコンロを外すのは分かるけど、扉まで外すのは手間じゃない? 」と言われる事もありますが、むしろ細かく外して洗った方が、隙間の汚れも取りやすく効率的なのです。
ただし、扉の丁番が経年劣化等によりサビて固着してしまい、無理に外すと壊れてしまう可能性があると判断した場合は、扉は付けた状態での作業となります。
レンジフード分解清掃
【 施工前 】レンジフード
レンジフードの内部は、油汚れが蓄積していることが多々あります。
【 施工後 】パーツ取付前
内部のケーシングごとスポっと外して丸洗い。
レンジフードは、あらゆる隙間に油や水蒸気に因る汚れが入り込んでいます。
その為、取り付けられているパーツ類をガッツリ外す事で、奥まった箇所や細かい所までクリーニングが可能となります。この方法が効率も仕上がりの結果も◎。
注意点としては、レンジフードの塗装 は 熱・油・水分にさらされている為、塗装の劣化によりお湯で洗っただけで剥がれてしまう場合があります。
そこを考慮し、塗装ごと取ってしまう苛性ソーダ や、苛性カリを含んだ強烈な洗剤 を使用せずジックリと作業を進め汚れのみを除去します。
分解前の動作確認の際に、内部のモーターの音が大きい時は、取り付けの際に潤滑油を注入して音が静かになるかのチェックもします。
コンロ分解清掃
コンロも同様に、五徳・バーナーキャップ・トッププレートなどを外し、更に内部の外せるパーツも全て取り外します。
作業途中の写真は撮り忘れました。
すみません(^^;)
【 施工前 】コンロ
油汚れなどがこびり付き膜が張った様な状態。生活感が満載です。
【 施工後 】コンロ
汚れの膜が除去されライトが映り込む程に回復。内部もしっかりクリーニング。
コンロに関しては、内部を開けてみてみるとサビが発生し穴が空いている場合 が稀にあります。
穴が空いている事で、コンロの下の収納に熱や油が直接伝わってしまいますので、のちのち火災の原因になりかねません。
その場合は直ぐにご報告いたしますので、交換も選択の一つとして考慮された方がよろしいかと思います。
内装屋さんや、物件を見に来る内見者は見ない箇所です。
設備を分解しクリーニングする側だからこそ気づける部分ですね。
キッチンシンク
こちらのシンクは サビの発生 が多数確認出来ました。
ステンレス自体は錆びないのですが、不導体被膜が形成できない状況や、もらいサビなどでサビが発生します。
【 施工前 】キッチンシンク
全体にサビが確認できます。放置するとどんどん広がっていくので要注意です。
【 施工後 】キッチンシンク
サビも除去されツヤツヤの清潔感漂うシンクに。先住者の生活感もなくなりました。
ここで、サビを予防する方法 。
✓ 他の金属を置かない
✓ 酸やアルカリの洗剤を残さない
✓ 使用後は拭き上げて水分を残さない
こちらが一番簡単な予防方法です。
サビの発生は、素材自体が傷む原因でもありますし、一気に古ぼけた印象に。
キッチンに限らず、水まわりのサビの発生はできる限り避けたいものです。
【 施工後 】の全体写真をご覧ください
コチラは【 施工後 】の全体写真となります。
シンク・コンロ・収納のほか、キッチンの壁に飛び散っていた汚れまでしっかりと除去。
以前住まわれていた方の「 生活感 」もしっかりと取り除かれ、清潔感を取戻せているのではないでしょうか。
築年数などにもよりますが、中古物件では通常の生活による凹みやキズや、経年劣化に因る変色、備え付けの家電類の不具合など。ハウスクリーニングの範疇では回復できない箇所もあったりします。
その際には、施工中または施工終了後に必ず現在の状態をご報告させていただいております。
これから新しい生活をスタートさせるご入居者様に気持ち良くお引越しして頂けるようお納めする事が、ハウスクリーナーとしての使命と考えております。
手の触れる箇所は
殺菌・抗菌処理を行います
当店では、クリーニング作業後に手の触れる箇所を全て殺菌・抗菌処理をしてお納めしております。
除菌サービスに関してはコチラ↓
ささやかではありますが、お客様に安心してお引越しをして頂きたいからこそ、こちらのサービスは継続しています。
お引越しは一大イベントです。
安心して清潔な新居に入居したい。そんなご要望にお応えするべく尽力するのみでございます。
今回は、空室クリーニングのキッチンに焦点を当てたブログとなりました。
今回はここまで!
それでは皆さん。
健康に安全に。
そして幸せにお過ごしください。